墨液は、「玲瓏」（れいろう）という香りの立つものを当日開封して使いました。さらさらとした書き心地で、大字にも向いていると思います。教室内が墨の香りで満たされました。筆は書きぞめ専用筆の「白樺」。ひらがなには太い7号を、漢字には細めの6号を使いました。
今回の書きぞめ大会で、雰囲気づくりに一番貢献してくれたのが、貯金箱のクマくんでした。かれこれ、我が家に来て30年近くになる古株ですが、特技として、お金を入れると「おみくじ」をやってくれます。
今回の書きぞめ大会では、お一人300円ずつの会場利用費をご負担いただきました。300円を手渡しというのも、なんか味気ないので、この貯金箱のクマくんに300円を入れてもらいました。硬貨を入れるたびに、「吉」とか「凶」とかを占ってくれるので、ついつい「大吉」がでるまで、やりたくなります。
というわけで、縁起ものをいろいろ揃えたので、私自身、勝手に盛り上がってしまいました。お集まりいただいた皆さんはいかがでしたか？
2020年、令和2年、皆さまに幸多きことをお祈りいたします。
