厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

秋のかな講座♫

今回でスリーシーズン目(春・夏・秋)を迎える【かな講座】が昨日、もみじ台管理センターで行われました。今回は、秋っぽい手本をチョイスしました。
右手から、
①あらしふく 草のなかより けふの月
②柿くへば かねがなるなり 法隆寺
③あまの原 ふりさけみれば かすがなる みかさの山に いでし月かも

俳句が2句、短歌が1首の合計3つの手本から選んで書いてもらうという、いつもの展開ですが、今回は主催者様のご要望を受けて、初心者の方でも楽しく書いてもらえるように、課題を選定しました。
①は、漢字とひらがなのみの構成で、変体仮名がなく、連綿も少なめの、はなち書きです。
②は正岡子規の有名な一句。柿の美味さと法隆寺の鐘の音をイメージできるようにしました。
③はいつもの百人一首からです。①の月とは違って、上空にある明るい月が山影を照らす、絵画的な情景を目指しています。
今回は課題を割と優しめに設定できましたので、私自身も余裕ができ、個別にアドバイスしたり、朱墨で添削したりもできました。開始時刻も9時半スタートで、11時半にはいったん終わり、おしゃべりも交えて12時近くまでかな談義に興じておりました。
冬のかな講座は1月を予定しています。

LETS書道!!
中秋の名月、柿うまうま。
北海道の深まりゆく秋を、かな書で満喫する一日になりました。( ̄(工) ̄)v


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