厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

金子鷗亭との出会い

_BcID161Dr.heic
1991年夏に、実家の函館に1か月程滞在することがあって、函館美術館に勤めていた中学時代からの友人と、毎日昼にキャッチボールをしていました。その折に、その友人からもらった金子鷗亭の常設展示の招待券が、まだ書道の書の字も知らない当時横浜在住の大学院生だった私に、同じ北海道の道南出身の金子鷗亭を引き合わせてくれました。
当時は、この人って小学校の先生をやってたんだ位しか分からなくて、こうして「近代詩文書の父」と呼ばれ現代を代表する書家のお一人だったことには、全く興味をもてずにいました。
あれから、30年近くが経ち、今回このような形で再会となりました。(↓お気に入りの一枚)
YKbMi9Ozbt.heic
書の研究12月号に「金子鷗亭の革新性にふれて」というタイトルで私が書いた感想文が掲載されています。9月のギャラリートーク(小原道城先生ご解説)に参加させていただき、その時の様子をまとめたものです。ご高覧いただけると幸いです。(↓書の研究12月号75頁)
BlHJ7ELICW.heic
…というわけで、LETS書道!
どこにどんな出会いが隠されているかなんて、本人にはさっぱり分からないものです。ただただ、前を向いて明るいと感じる方に足を向けただけのように思いました。
みなさまにとって、素敵な出会いがありますことを。