厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

書の研究

平仮名と変体がなを探る♪〜文字学講座③

平仮名「あ」を読めない日本人はいないと思います。ただ、字母となった「安」や変体がなの「阿」となると※写真上、多少の困難さが出てくるように思います。かな書道を本格的にやり始めて、私がまずぶち当たった壁が、読むことすらできない文字の多さでした。…

仮名の成り立ちを探る♪〜文字学講座②

『書の研究』5月号が今週も、我が家に届きました。人前では、こっそりと見て、一人でにんまりとする拙稿「文字学講座」ですが、自宅ではコーヒーを飲みながら、ゆっくりのんびりと自分の文章を眺めることができます。今回で5回目を迎え、少しずつですが、内…

文字のルーツを探る♪〜文字学講座①

2022年1月から『書の研究』【大人版】の「文字学講座」の執筆をさせていただくことになりました。文字学講座とは、漢字の成り立ちを調べて、文字本来の意味を探るという内容の月刊誌『書の研究』の連載コラムです。私の記憶では、小学校高学年の時に、国語の…

第2回作品展〜ゆく年くる年

2021年4月に第1回作品展があり、この度、第2回作品展を、再び厚別原始林通郵便局の掲示板をお借りして開催することになりました。12月晦日の午前中に郵便局にお邪魔して、作品を展示させていただきました。今回は、あえてテーマを設定し、生徒さんたちにも全…

ホーマック教室が開講します

もみじ台教室に続いて、ホーマック厚別東での書道教室が来年2月からスタートします。ホーマック厚別東店は、超大型店で2階の多目的スペースが、カルチャー教室の会場として使われています。住所は、札幌市厚別区厚別東5条1丁目2-10で、国道12号線に面してい…

西区書道協会作品展♫

昨日の午後に、西区民センターで開催されている西区書道協会の第30回記念作品展にお邪魔してきました。漢字創作の他に、条幅臨書、調和体、かな、篆刻…とバラエティ豊かで、一つ一つの完成度がどの作品も高く、ぐぐっと迫ってくるものがあります。今回の作品…

もみじ台教室が開講しました!

もみじ台管理センターの会議室をお借りして、書道教室を開講しました。土曜日の午前9時から12時までの時間帯で、小中学生を対象とした教室です。早速、小学生とその家族の方がお見えになり、約1時間軽快に筆を走らせていました。すぐ隣りには、ショッピング…

心華社書展作品集♫

昨日、2日間に渡る、心華社の錬成会(合宿)が終わりました。北海道書道展の作品作りのために、いつもの真駒内青少年会館コンパスの体育館で、朝8時から夕方5時までひたすら書道に打ち込んで来ました。※写真2021年最後の錬成会となり、最後は「よいお年を」…

無料体験会が好評です♪

小野幌会館の隣りの、神社の木々も紅葉真っ盛りになりました。北海道内のコロナ感染者も連日1桁が続いていて、ここ札幌の書道文化の賑わいも戻ってきました。10月の教室再開を受けて実施している、厚別東書道教室の無料体験会には、新たに2組の家族が来て水…

芸術の秋、書道の秋⑤

町の木々も色鮮やかになりました。もうすぐ、ここ札幌も冬将軍の到来を迎えます。先週の富良野紀行に続いて、今週は札幌西区にあるはっさむ地区センターで開催されている、太田竹苑先生主宰の第8回向日葵書道会作品展にお邪魔しました。幼児、小学生、中学生…

無料体験実施中です!

10月になりました。札幌市内の公共施設が利用可能になり、厚別東書道教室もテレワーク限定の活動から、小野幌会館中心の活動へと切り替わります。先日、ひさびさに地域のご家庭に1軒ずつ、書道教室のチラシをポスティングしました。下参照。また、友達紹介キ…

芸術の秋、書道の秋③

国際書道協会主催のかな講習会が、丸一日かけて札幌真駒内の青少年会館コンパスで開かれました。講師は、東洋大学名誉教授の三宅相舟先生。今年の3月まで、「書の研究」誌の毛筆かな、かな創作、条幅かなのお手本を執筆していただいたり、展覧会用の大字かな…

ご来観ありがとうございました【第一回作品展】

結局、郵便局のご好意で、5月6日(木)の朝まで書道作品を展示させていただきました。のべ30余日に及ぶ会期で実に多くの方々に、厚別東書道教室の書道作品をご覧いただけたことになりました。郵便局に用事があって偶然来られた地域の方もいれば、わざわざ本作…

30日(金)までやってます。

いよいよ北海道にもサクラ前線が上陸。ここ数日は、開花の知らせを指折り数えて過ごしています。おかげさまで、厚別東書道教室の記念すべき第一回作品展の会期も、残すところ10日ほどになりました。作品の手前の棚の上に置いていた感想ノートには、ご来観…

書道半生を振り返って

人生50年、とすると昔なら、1人分がちょうど完結しているところ。人生100年という時代だから、あと半分というところをようやく通り越してきたところだろう。昨年、立て続けて、原稿のご依頼を受けて、自分自身の書道人生を振り返る機会をいただいた。せっか…

作品展がはじまります

今週木曜日からいよいよ、厚別東書道教室の第1回作品展がスタートします。本展では、書道教室に通う生徒さんと、私竹田蓬堂の作品で、漢字、かな、硬筆、篆刻(※写真上)の書道の作品20数点を展示します。作品はテキストとして使っている「書の研究」誌の月…

書はロマン♫〜書道の現代的意味【後編】

仮に人生100年として、人はこの100年間の間にどれくらい満足なことに出会えるでしょうか。身近なものや人との関わりの中に幸せを感じるというのは実に貴重なことですが、せっかくの一度きりの人生ですから、視野を思いっきり広げて、そうやすやすと解決でき…

書はロマン♪〜書道の現代的意味【前編】

つい5.6年前までは、少子高齢化社会という言葉で、日本の将来に対していろいろな施策が行われてきたように思います。ところが最近は、少子化の言葉がどこかに飛んでいってしまって、ぐぐっと高齢化の方に寄っているような印象を受けます。厚別東書道教室の生…

祝!写真版!!

なんと。「書の研究」誌に、我らが厚別東書道教室の、生徒さんの作品が写真版に掲載されました。それも、2号立て続けにです!大人版2月号、そして学生版3月号の、連続の快挙です。正直なところ、いつかは写真版になるだろうと思っていました。それが昨年4月…

書きぞめ2021

きびしい寒さでしたが、厚別東書道教室の今年の書きぞめ大会は、終始熱気に包まれた暑い書きぞめになりました。学校から出されている冬休みの課題、今年の抱負や大好きなこと、今打ち込んでいるもの…自分の今の思いを筆字で紙にまとめていきました。開運おみ…

厚別区展に向けて

厚別区書道協会では、2年に一度の区の書道展(厚別区展)を今年10月に計画しています。今日は厚別区の会長の鳴海華蓮先生のご自宅にお伺いして、厚別区展のことを話し合い、その後、隣りの清田区の書道展にいっしょに行って来ました。さすがに会員数50名を超…

謹賀新年2021年

激動の2020年。20数年勤めてきた仕事を早期退職して、書の世界に飛び込んだ一年でした。約40年間温めていた少年時代からの夢と、いわゆる生業でしたから、ここで区切りをつけ、発想転換をするにはかなりのエネルギーを使いました。ようやく、別のステージに…

コロナショック再び

【重要】25日(金)の稽古は、私が所属する篆刻講座の関係で、15時30分からになります。※本文とは関係ありません。海外研修のさらなる延期に続いて、1月23日に予定されていた国際現代書道展の表彰式と祝賀会が中止になりました。正に新型コロナウィルスの脅威…

篆刻ワールドへのお誘い④

大人版の「書の研究」誌1月号79頁(写真上)に、篆刻講座が紹介されました。前回の「鷗亭先生の革新性に…」に続き、今回も私がペンを担当しました。今年10月からスタートした本講座ですが、不思議とずっと昔からやってきたような感じがしています。最近、書…

書は時代の鏡。

昨日から、小原道城書道美術館(札幌市中央区北2条西2丁目41)の第23期特別記念展「犬飼毅と昭和政治家の書展」が始まりました。早速、書友のみなさん方と見学に行ってきました。「憲政の神様」とまで呼ばれた犬飼元首相をはじめ、吉田茂から田中角栄…、山本…

魅惑の篆刻ワールド③【小田島美翠先生社中展】

今月18日(水)からトヨタカローラ札幌本店(札幌市豊平区美園)の2階ロビーで開催されている、小田島美翠先生の篆刻教室社中展に行ってきました。当たり前の話ですが、篆刻作品の数々が壁にびっしりと展示されていて、一度にこれだけ多くの篆刻作品をみるのは…

金子鷗亭との出会い

1991年夏に、実家の函館に1か月程滞在することがあって、函館美術館に勤めていた中学時代からの友人と、毎日昼にキャッチボールをしていました。その折に、その友人からもらった金子鷗亭の常設展示の招待券が、まだ書道の書の字も知らない当時横浜在住の大学…

いよいよ12月号なんです。

テキスト『書の研究』12月号が届いています。毎月、この配本を前後にして、とにかく気忙しい毎日が過ぎていきます。一番気になることは、厚別東書道教室の生徒さん達の競書の成績。先月の取組が吉と出るか、凶とでるか。自分の成績は完全に二の次で、生徒さ…

篆刻はじめました!

厚別東書道教室の生徒さんとご家族の方々の、多大なご理解とご協力をいただき、私竹田蓬堂は、月2回開催される「書の研究」本部主催の篆刻講座に参加することになりました。昨日の金曜日が、その第1回目となる篆刻講座の日。篆刻とは、作品の一番最後に押す…

芸術の秋〜書道展に挑戦!

厚別東書道教室では、9.10月の月例競書の取組と並行して、全国学生書道展の作品づくりにも力を注いできました。昨日はその最終日。生徒さん達は、納得のいく作品を完成させようと、集中して紙に向かっていました。来年1月には、札幌市民ギャラリーに生徒さん…