厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

第2回作品展を振り返って♫②

今回の作品展は、あえて「俳句・短歌の世界を中心にして」というテーマを設定し、前回の第1回展より、かな作品のかなり数を増やしてみました。生徒さん達にも主旨を理解してもらい、頑張って作品作りをしてもらいました。
昨年1年間、いろいろな書道教室主催の作品展を見学させていただいて、我らが厚別東書道教室でも実現できそうなことの一つが、テーマ性の強い作品を集めるということでした。
写真の右に写っている「海 荒海や 佐渡によこたふ 天の河」は、調和体書といって、漢字とかなが混ざった書作品です。この作品もその一つで、実は、2008年の小原道城一門展に参加した時のもので、当時、調和体書に初めて挑戦した思い出深い作品です。
今から10年以上も前に書いたもので、用紙の色を工夫したり、2本の筆を束ねて持って大きな字を書いたりして、松尾芭蕉の「奥の細道」に描かれた夜の空と海の風景をなんとか表現しようと躍起になっていました。
そして今回の「俳句・短歌の世界…」ですが、題材である俳句や短歌がもつ、風景や情景、作者の心情を想像して書こうということに力を入れました。まだまだ表現力不足、指導力不足の部分は多々ありますが、とりあえず、厚別東書道教室として、新しい一歩を踏み出せたことが、嬉しい訳です。
…というわけで、LETS書道!
来年1月には、再び作品展を開催することが決まりました。さて、第3回の作品展(写真上の最下段)ではどんなチャレンジをしてみようかな?生徒さん達といろいろと相談して進めていこうと思います。
( ̄(工) ̄)