厚別東書道サークルブログ

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平仮名と変体がなを探る♪〜文字学講座③


平仮名「あ」を読めない日本人はいないと思います。ただ、字母となった「安」や変体がなの「阿」となると※写真上、多少の困難さが出てくるように思います。
かな書道を本格的にやり始めて、私がまずぶち当たった壁が、読むことすらできない文字の多さでした。平仮名を拾い読みしたり、文字と解説とを見比べたりして、ようやく文章のあらましをなんとなく理解することができるようになりました。
もしかしたら、ここでかな書道を諦めるという選択肢があったのかもしれませんが、正確に読めないながらも、なんちゃってで読んでいくと、詠み手や書き手の思いみたいなものを意外と想像することができるような気がしました。
さらに変体がなで代表的なものがある程度分かると、読みづらかったかな文字が、割とストレス少なめに読み下せるように変わります。
そこで文字学講座では、平仮名とその代表的な変体かなを、「あ」から順番に、字母となった漢字から解説していこうと考えたのです。※写真下
あいかわらず、かな文字をすらすらとは読めない私ですが、まずは平仮名を手がかりに、そして頻繁に使われる変体がなの一部を読めるようになると、不思議とすっきりします。

…というわけで、LETS書道!
文字学講座仮名シリーズは、全48回。ちょうど4年でコンプリートすることを考えています。関連して、片仮名についてもふれていけると面白いかもしれません。読者の皆々様から寄せられる、ご感想やご助言がとても励みになっております。感謝×感謝です。( ̄(工) ̄)