4月から完全実施になる小学校学習指導要領において、小学1.2年生の書写の授業に、水書用筆等を使った運筆指導が導入されることになりました。従来は小学3年以上に実施されていた毛筆書道が、今年からは、入学まもない1年生にも実際に行われることになります。毛筆書道の取組を、小学校全学年で実施しようというわけです。
札幌市が採用している書写の教科書（写真下…1.2年生用）にも、この水書「水ふでで書いてみよう」のページがあって、文科省の皆さんのやる気を、大人の私たちまで本気に受け取らなければなりません。
1年生の教科書の巻末には、水書用の専用紙（写真右下）まで付いていますので、あとは使っていない筆さえあれば、家でも毛筆の学習が簡単にできます。書いても、水が乾くとすぐに消えますから、何回でも気軽に毛筆書道の練習ができます。また、服も身体も汚れる心配が全くありません。なかなか優れた教材です。
というわけで、4月3日(金)から始まる厚別東書道教室でも、この水書をやることができます。
新型コロナの関係で、大々的にやることはできませんが、3日の午後1時から8時までの間で、水書体験もやっていますので、興味がある方は是非お越しください。小野幌会館は入室人数等に制限がかかっていますから、事前に時間と人数をお知らせください。
