今回は第17回展ではなくて、第18回展の話です。実は17と18は、開催場所は違いますが、同時開催で行われています。昨日、実際に歩いてみたのですが、距離は徒歩で30分強という感じでした。
第17回個展のテーマは「文人書家の集大成」でガラスケースに入った、大きなサイズの作品が多く目立ちます。第18回個展のテーマは「書と水墨画の小宇宙」ですから、基本的に半切サイズ以下の小作品が中心になります。
そして、何よりも、この2つの個展の趣が大きく異なるのは、第18回展が22年ぶりの作品販売のための企画展で、展示される作品も、前期と後期に分かれていて、作品そのものを購入できるという点にあります。
第18回展は作品集が事前に配布されていて、すでに展示会が始まる前から、希望者が抽選で購入できるようになっていました。※写真
私も3日3晩、枕元やら、枕下やらに作品集を置いて、作品を眺めたり、お告げを待ち受けたりしていました。
今回のそんな小作品ですから、その全てに愛着があり、売約済の作品たちを改めてみると、不思議と嬉しい気持ちがします。その作品たちが、今回の個展を境にして、新しい活躍の場面を求めて、旅立っていくかのようで喜ばしいわけです。
…というわけで、
LETS書道!
let's go to 第18回小宇宙展!!
お気に入りの小原道城の小作品を、身近な場所に飾ったり、日頃お世話になっている方にプレゼントしたりしませんか?書道芸術をごく身近に感じるビッグチャンスです。
第18回小原道城個展
ー書と水墨画の小宇宙ー
会場 小原道城書道美術館
札幌市中央区北2条西2丁目
札幌2・2ビル2階
会期 7月4日(日)まで
午前10時〜午後5時
入場は午後4時30分まで