厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

先輩たちとの別れ

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榮田翠溪(さかえだすいけい)先生も、大津素心(おおつそしん)さんも、浅田蛍城(あさだけいじょう)さんも、小原道城先生の札心教室に通う生徒さん。この3月をもってこの教室を卒業することになりました。
栄田さんは90歳を超え、この教室に30年通ういわば超ベテランの大先生、今回の競書を最後に引退することになりました。現役最後の作品は裏打ちをして、自宅に飾るのだそうです。
大津さんは元小学校の先生で、おしゃべりがとても楽しい大先輩。小学校教員時代のことを思い出され、心穏やかに話をされる姿がとても素敵な方でした。
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浅田さんは、この4月旭川に転勤になり、しばらく札幌を離れることになりました。毎週火曜日の晩に仕事を終えて、大通りの教室に集まって来ては、夜遅くまで書道の話をしました。書道展の審査会では、得点の読み上げをいっしょにやることがあって、浅田さんの張りのある声に励まされ、心地よい緊張感の中、私も読み上げの仕事を頑張ることができました。昨年の忘年会では席が隣り同士になり、2人で順番にサンタ姿になって、私のしょうもない話にも付き合ってくださいました。また、選別会や審査会、祝賀会で間違いなくお会いできるわけですが、正直なところ、しばらく札心教室で会えないことを考えると、寂しい気持ちでいっぱいになります。
榮田先生、大津さん、浅田さん、今日までどうもありがとうございました。私自身、筆を握れるまでは、先輩たちと一緒に、この書道の世界を楽しんでいきたいと思います。