厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

中学生は行書も習います!

新年度、新学期がスタートしました。気になるものの一つが、新しい教科書。早速、「中学書写」の教科書を開いてみました。
KDlBfHcNhb.jpg
VlyWwP9liL.jpg
中学校からは、楷書のほかに、行書の学習も始まります。行書は、隷書体の速書きから生まれた書体で、点画の連続や省略、丸みがかった書体に特長があります。
厚別東書道教室のテキスト「書の研究」誌でも、中学2.3年の課題は行書。早速、4月の課題「校内」を書いてみました。
始筆・送筆・終筆を丁寧に書き上げる楷書の書き方が、次の点画を意識し、終筆が次の始筆につながっていくことで、自然に楷書が行書に変わっていきます。
難しいのが、墨を補充するタイミング。流れを切らないように、点画の連続を意識して完成させたいところです。基本的に早めの運筆になるので、リズムが必要ですし、当然ですが、遅速や強弱も出てきます。書いていて、「楽しーっ!」て思えるのが、この行書だと思います。
さあ、中学生のみなさんも、LETS書道!!
もちろん、楷書も、かなも、硬筆もやってます。もっと書道を楽しみましょう。