厚別東書道サークルブログ

TO THE WORLD,FROM HOKKAIDO!!

篆刻ワールドへのお誘い④

大人版の「書の研究」誌1月号79頁(写真上)に、篆刻講座が紹介されました。前回の「鷗亭先生の革新性に…」に続き、今回も私がペンを担当しました。
今年10月からスタートした本講座ですが、不思議とずっと昔からやってきたような感じがしています。最近、書道の作品を鑑賞する時は、名前の下に押してある雅印をじっくりと見てしまいます。巧みにデザインされた文字の正体が分かると、なんだか楽しい気持ちがします。
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今は、競書の随意部に出す作品に取り組んでいます。今回は、厚別東書道教室の印になるものを彫ろうということで、一文字一文字、辞典や辞林を調べて、原形になる文字を決め、配列を考えて「厚別東書」(写真下)としました。
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はじめは「書」ではなく「印」だったのですが、印稿を考えているうちに、読みやすい「書」の文字に変えました。また、制作の途中で、講師の小泉先生にも、いくつかアドバイスをいただいて、ところどころに面白い曲線を取り入れて、荒削りから補刀へと掘り進めてきました。
新春恒例の書きぞめ大会(1月7日)では、この印を自分の名前のすぐ下に押して、作品を完成させる予定です。この印を入れることで、厚別東で書いたという記録にしていきたいと思います。自己満足度が高い話ですが、作品の完成度も若干上がるように思います。ということで…

LETS書道!
篆刻の方もかなり楽しいです。
篆刻講座の会員も引き続き、募集中ですが、書きぞめ大会の方も、参加者を絶賛募集中です。